THE NORTH FACE - Meadowland 4 -
4人用
重量:11lbs 5oz. (5.14kg)
サイズ:W7.5ft×D12.5ft×H4.6ft/出入口幅5ft.(2.28m×3.81m×1.40m、1.52m)
床面積:56ft
2.(5.2m
2)
前室面積:15.6ft
2.(1.5m
2)×2(前後)
素材:
フライ:ナイロンタフタ75D/1,200mm PU
インナー:ナイロンタフタ70D/1,200mm PU
ボトム:ナイロンオックス70D/3,000mm PU
先月末の東はりまで初張りとなったMeadowland 4(THE NORTH FACE)、国内未発売と言うこともあり、国内レポが殆ど見当たりません。
で、まぁ、値段的にもSPアメドとほぼ変わらない価格ですんで「変わった幕を」と言う方にはオススメです。
純正グラウンドシートを使って、フライ先張りで。
インナーを先に張ってももちろん問題ないですが、こっちの方が利便性高いのと"らしさ"が出るので・・・
フットプリント(グラウンドシート)は別売。
通常、汎用グラウンドシートやブルーシートで代用しても全く支障ないんですが、この幕の場合は"グラウンドシートとフライのみ"と言った建て方や、吊り下げ型の特徴でもある"インナー後付&先撤収"を生かすためにも、専用グラウンドシートがあった方がいいかと思います。
ちなみに専用グラウンドシートはナイロン70D/2,000mm PU
まずはアルミ製のメインポールを継いで、グラウンドシートのグロメットへ。
ポールは非常にしなりがよく、継ぎ目部分でのしなりの偏りも殆ど感じないので、負荷には強そう。
メインポールの中程にあるジョイントへサブポールを差し込みます。
サブポールももちろんアルミ製。
アールがついているので、無駄な負荷はかからなそう。
MSRで言うところのボーフレームの役割を担っています。
フライを掛けて、フレームとベルクロテープで固定。
ベルクロには赤い持ち手が付いて剥がしやすい。
フライを張ったところでインナー。
まずはグラウンドシートのグロメットに差し込んでいたメインポールを一度抜いて・・・
インナーのグロメットを通してからグラウンドシートのグロメットに通しなおします。
写真は設営完了後のものですが、インナーのループもペグへ。
ラダーロックを絞る前であれば、楽にペグへ引っ掛かる。
そしてインナーのフックをフレームへ。
前面出入口からと、後面出入口から手を伸ばせばサイドのフックも狭い側面に潜り込まずに手が届く。
フックの取り付けは力要らず。
それでいて外れにくい機構。
前後出入口の側面2ヶ所、横面2ヶ所をペグ打ちして完成。
横面はベンチレーターとして横へ少し張り出しています。
こいつが結構強力!
インナーの中は、天井は一面メッシュ。
フライ同様、インナーも前後対称の形となっていて、出入口が前後2ヶ所。
出入口の上部もメッシュ。
サイドの下部もメッシュ。
フライの横面に張り出したベンチレーターと合わさって強力(笑)。
フライが張り出してる分、雨天時でも吹き込みや"ハネ"はなさそう。
ギアロフト純正オプションがTNFサイトで対応になっていないようですが・・・
ギアロフト用のループがしっかりあります。
側面ウォールとの境目部分にも。
ギアロフトを吊ってもいいし、ライト引っ掛けるもよし?
最後に収納袋はダッフルタイプ。
適当に入れてもちゃんと入ります。
ガイロープ用のループはフライのメインポールの表(対角線上)にそれぞれ1ヶ所の計4ヶ所。
ガイロープはPP製3mmが付属していますが、ちょっと頼りなさげ。
ペグは太目のピンペグが付属しています。
どちらも使えないレベルではありませんが、できれば買い換えるといいかも。
単なる「寝床」として利用するにはなかなかよくできた幕だと思います。
一般的なコールマン300角等に比べると低いですが、いわゆる山岳用に比べれば高さもあるので、大人2人子供2人程度であれば快適に使えると思います。
270角は持て余すけど200角じゃ狭い!って方に是非。
そんなわけで、久々にレポ染みたことをしたらどっと疲れました。
あなたにおススメの記事